「おっ、まだ持ってたんだ。」


「何?」


「いや、こっちの話。」


「ふーん。」


連香のそんな適当な返事と同時に俺と連香はスパイクを履き終える。


「よし、準備も出来たことだし久しぶりにやるか。」

「うん。」


やべっなんでそんなニコニコしてんの可愛すぎ…
俺はそんなことを思いながら連香と一対一を始めた。

ちなみに一対一とは先にボールを持っている相手からボールをとれば勝ちという単純なサッカーゲームのひとつだ。