女子のわりには結構手強い。


「女子だからって馬鹿にしないでよ。」


俺の心をよんだかのように連香は言った。


俺は勝つのに必死で連香の言葉を軽く無視する。


俺は気づいた。


連香には一つのすきがある。
それは右足でボールを転がすときの癖だ。