ちょっと待ちなさいよユリ!」



エレベーターを待っているときに


後ろからミクの声がマンションに


大きく響いた。



「なに」

「なんで友達の彼氏とやったの?!
そんなことふつーにできるなんて最低!
あたしたち友達でしょ!?」


友達、友達、友達、友達。


いい加減うっとうしい。

あたしはおもってたことを言った。


「友達友達うるさいのよ。
あのね?友達ってのは必要な時だけ
使えばいーものなの」

ミクはありえないって顔をしていた。



「そんなの、、友達ぢゃないよ!」



まーきっと世間の友情は

そう言うだろーとわ思った。


けどあたしは笑ってしまった。


「ふっ、ぢゃああんたにとっての
友達なんなの?」

「それは、助け合ったり相談し合ったり
、、、。」



は?何言ってんのこの子。


あたしはカッチンときてしまった。



「それってただ、お互い傷口舐めあってる
だけじゃん!!!?」



そしてあたしはミクを壁に突き飛ばして


幻滅させる言葉を放った。





「友達ってのわねー必要な時だけ

利用しとけばいーんだよ。」