俺、猫。




小僧は家に来る度に夕飯を食べていく。

俺のメシは娘達の残り物である。
そこに小僧が入るということは、残り物が少なくなる。

結果、俺のメシが少なくなる。



それに、俺の頭を思いっきり撫でやがる。

痛いし、男に撫でられても全く嬉しくない。


むしろ不快だ。
はっきりいって不快だ。



そして何より、娘との時間を取っていくことだ。

娘は休日はほとんど家に居ない。

俺との時間が小僧に取られる。

仲睦まじい二人の間に入るほど俺も馬鹿ではない。
俺が譲歩しているのだから、小僧も俺のために自重すればいいのに・・・。