俺、猫。



俺の住む家には娘が一人居る。
 
その娘には彼氏という関係の男がいる。

数ヶ月前に別れる事件があったのだが、俺の活躍のお陰で、今ではアツアツといいたいほど、見ていて暑苦しい。


「お邪魔しまーす」

「いらっしゃーい」

「お、ネコー。久しぶりだなー」

 
撫でるな。撫でるな。不愉快だ。
 
そう思いながらも俺はされるがままでいる。

もう慣れた。
 
俺は今日も二人の人間の間に座って、テレビを見る。

 

俺、猫。名前も猫。