そうやってしばらく見合っていると、やがて小僧が吹き出した。 「生意気だな。お前」 「お前ほどではないわ、ガキが」 にゃあ。と言ってやると、小僧はそうだな。と返して俺の頭を思いっきり撫でた。 「俺、お前といい友達になれそうだ」 「猫と友達とか、悲しいヤツだな」 鼻で笑ってやった。 小僧も笑い返すと、立ち上がり、外に出て行った。 「全く、世話のかかる奴らだ・・・」 俺はその足でネコ島さんの家に向かった。