「あの .. ?」

「なんだ ?」

にっこり笑顔で返してくれた「なんだ ?」
その笑顔 .. 反則だよ ..


「悠君って .. あたしと同じ "夢幻学園"通ってるんですか ?」

「ちがう . 。」

「じゃあどうして あたしの通ってる学校知ってるんですか ? 」 

思ったことを言ってみた 。  

そしたら


「 … それって教えなきゃダメ .. か ?」


「えっと .. 」




キーンコーンカーンコーン


「ご 、 ごめんなさい !!」


そういって走って学校へ向かった

「おい  まてっ 」

という声を聞かずに ..