マンションの外にでるとうだるような熱気に包まれた。あまりの暑さにめまいがする。朝おきた時とは比べものにならない。
二人とも服装はそれなりに夏仕様だが、快適な空間からでてきた体は急激な温度変化についていけない。
ものの数分で汗がふきだしてきた。
「あち〜…。」
先に根をあげたのはアツシだった。
さっきまではどこで食べるか迷うほど、あれやこれやと騒いでいたのにマンションから一番近いファーストフード店を指さして、
「ここにしよう。」
と有無をいわさず入っていく。
修二も反論はせず従った。なんせこの暑さだ、この際どこでも良かった。
カウンターには時間帯的に列は伸びていたものの、
さほど待たされる事はなくセットメニューを注文してトレイを手に二階のフロアーにあがった。
窓際の空いてる席に腰をおろしやっと息をつく。
空調設備が徐々に体の熱をさましていった。
「何、この暑さ。尋常じゃないね。」
アツシがコーラをすごい勢いですすった。修二もげんなりしながら窓の外を眺める。
来月になればこの暑さが連日連夜続く、考えただけでも気が減入る。しばらく二人は黙々と目の前のセットを食べた。
ポテトが残りあと数本になった頃、たわいもない話の流れでアツシが思い出したように言った。
二人とも服装はそれなりに夏仕様だが、快適な空間からでてきた体は急激な温度変化についていけない。
ものの数分で汗がふきだしてきた。
「あち〜…。」
先に根をあげたのはアツシだった。
さっきまではどこで食べるか迷うほど、あれやこれやと騒いでいたのにマンションから一番近いファーストフード店を指さして、
「ここにしよう。」
と有無をいわさず入っていく。
修二も反論はせず従った。なんせこの暑さだ、この際どこでも良かった。
カウンターには時間帯的に列は伸びていたものの、
さほど待たされる事はなくセットメニューを注文してトレイを手に二階のフロアーにあがった。
窓際の空いてる席に腰をおろしやっと息をつく。
空調設備が徐々に体の熱をさましていった。
「何、この暑さ。尋常じゃないね。」
アツシがコーラをすごい勢いですすった。修二もげんなりしながら窓の外を眺める。
来月になればこの暑さが連日連夜続く、考えただけでも気が減入る。しばらく二人は黙々と目の前のセットを食べた。
ポテトが残りあと数本になった頃、たわいもない話の流れでアツシが思い出したように言った。
