その手は凄く温かくて、励ます様にぽんぽんと私の頭を軽く叩く。
そして、
「もう、仕方無いな~。私で良かったら話位なら聞いてあげる。役には立たないけどね」
そんな嬉しい言葉を落としてくれるんだ。
じわっと目頭に涙が溜まる。
それをグイッと手の甲で拭うと、ガバッと顔を上げた。
「それ、すっごい役に立つから!夕香、ありがとね」
「いえいえ」
優しく微笑む夕香は、やっぱり私の最高の友達だ。
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授業を全て終え、学校からあの公園へと向かう私の顔は相当にやけていると思う。
歩くペースだっていつもより断然速い。
何故なら、佑真君から『あの公園で待っててやる』というメールを貰ったのだ。
これも、夕香に教えてもらった文をメールしたからっていう。
ほんと、夕香様々だ。



