そんな事言われたら、馬鹿な私は勘違いしちゃいそうになるんだけど。
馬鹿な私は1回失敗してるくせに、また同じ間違いをしそうになるんだけど。
ほんと、……どうしてくれるのさ。
煩い程の心臓の音が頭に響いている。それでも、佑真君にそれがバレない様に、キリッと唇を噛むと、ニカッと歯を見せた笑い顔を向けた。
「うん。迷惑って思う位するから」
「……やっぱしてくんな」
「言ってる事違うじゃん!」
「だって、迷惑って思う位の連絡はうぜぇだろうが」
「それは、……そうだけども」
いつもみたいに面倒臭そうな顔をしている佑真君の『うぜぇ』に胸が痛む。
こういう会話になるようにもっていったのは私のくせに。
仕方ない。
寧ろ、これでいいんだ。
そう思って胸の痛みを誤魔化そうとした瞬間、佑真君がニヤッと意地悪に笑って唇を動かす。
「まっ、葉月からの連絡ならそれも悪くねぇけどな」
「なっ……」
凄い爆弾、……落とされたかも。



