恋のお相手は小さな男の子




私の態度に少し首を傾げていた佑真君だが、少しするとブランコから立ち上がり私の前に立つと腰に手を当てる。


俗に言う仁王立ちってやつだ。


そして顔は私へ向いているものの視線は逸らして話し出す。



「あんまりにも葉月が哀れだから、仕方がなくだけど、俺の連絡先教えてやってもいいぞ」



もの凄い上から。


なんたけど、それに食いついてしまった。



「佑真君の!?」


「そっ。俺のメールアドレス」


「ラインじゃなくて?」


「ラインはしてねぇの」


「あっ、小学生だからか!」



佑真君がメールアドレスと言った事に納得しながらも、どんどんと鼓動が早くなっていく。


教えて欲しい。


佑真君といつでも連絡を取れると思うだけで、胸がいっぱいになっていくんだ。



「ほんとに……教えてくれるの?」


「葉月が教えて要らないんだったら別にいいけど」


「いる!教えて!」



そう言いながら、ブランコから立ち上がるとグイッと自分の顔を佑真君の顔へと近付ける。