『もしかして、年齢気にしてる?』
恐る恐るといった感じで聞こえてくるその問い掛けに、苦笑いが漏れる。
「はい。小学生を好きになるとか、私変なのかなって……」
友達の中にも小学生が好きな人なんて誰もいない。
だから余計に自分が変なんじゃないかと思えてくる。
だが私の言葉対しての、畑野さんの優しい言葉。
『大丈夫だよ。恋に年齢は関係無いってよく言うでしょ。だって俺と葉月ちゃんだって、年齢差あるし。俺、大学3回だからね』
優しいだけじゃなくて、納得出来る事例付き。
「そう言われてみれば確かに」
思わず電話越しに首をこくこくと縦に振る私の耳に届くのは『でしょ!』という明るい声音だ。
こうやって相談にのってくれる畑野さんって、本当に優しい。
佑真君に会ってなかったら、間違いなくコロッと好きになってたと思う。
でも、先に会ったのは畑野さんじゃなくて、……佑真君なんだ。
あの、子憎たらしいガキに心を持っていかれちゃったんだ。



