*ひなたside*

朝から女が俺の周りにうじゃうじゃくる。
正直言って、うざい。

ゆうな以外の女は興味ない

そう。俺は、物心ついたときから
ゆうなが好きだった

でも、あいつは気づきもしねー。

そりゃ当たり前か
向こうは鈍感だし、俺は素直じゃねーし。

「おはよ〜ひなた〜」

こいつは中学から一緒の柳瀬しゅうま

「はよ〜」

「相変わらず、ゆうなちゃんかわいな〜
幼なじみだったらよー、好きになったりしねーのかよ?」

「するわけねーだろ〜
俺は、Dカップの女しか興味ねーよ」

「そーだけどよ、あんなかわいかったら
俺だったら、即狙いだけどな〜」

「お前、見る目ねーな〜。
ほら、見てみろよ。あの胸のなさ。
終わってるだろ〜。幼なじみとして
悲しいぜ…。」

「ひなたが理想高すぎんだって!
俺はゆうなちゃんくらいで充分。」

「きも」

「なんだよー!ひなた〜!」

「いてーよ!しゅうま!」