妖精さん!!   第1段階目

その空気に思わず私は顔をひきつらせながら有我に問う。
「ゆ、有我さん。どうして肩をつかんでいらっしゃるのかしら。」
「蛍くんまだわからないのかい?」
「いやぁ皆目見当もつきませんぜ。」
「……」
「……」
「アホかぁぁぁぁぁぁ!!」
「はい!! なんなんですか?!すいませぇぇん!!」
有我は人差し指を私につき出して言う。
「お前はモテにきたんだろうが!! 俺は決して口喧嘩しろといった覚えはねぇ!!」
その言葉についかっとなり後ろにいる二人を指さして有我にたいして怒鳴り散らす。
「私はモテたいと確かに言ったが、こいつらにモテたいとはひとこともいった覚えはない!!」
そういう私に有我はまだよ余裕しゃくしゃくだ。
「いいや、お前の願いは“モテたい”だった。誰にとは聞いてない!!」
「あの……蛍ちゃ…
「確かに誰にとはいってない!!だけど、だれかれ構わずじゃない!!」
「おい蛍!!」
「俺は早くお前の願いを叶えてほかのやつのところへいきてぇーんだよ!だれだっていいだろ!!」
「おい……
「いや、よくないから!!」
「おい!蛍!!」
「ねぇ!蛍ちゃん!!」
二人の呼ぶ声で、我にかえる。

…………。

……どうしよう。
…後ろ振り替えれない。