妖精さん!!   第1段階目

そうこうしてる合間にふたりのすこし後ろにきた。
走ってきたので息切れがたえない。
隣にいる有我をみると、息切れはしているが、私ほどではなかった。
そんなふうにゆうゆうと立っている有我にすこしいらだちつつも、いきを整えた。
息が整ったころを見計らったのか有我が話しかけてくる。
「なぁ、蛍あいつら知り合いかよ。」
そういわれ、二人の後ろ姿をよくみる。
『朝練だりーよな』だとか 『試合近ーしな』とかたあいもない話をしているようだった。
右側は髪はたんぱつにしてて肌が少しやけていた。対して左側は同じくたんぱつだったが、肌はそんなに焼けてはいなかった。
…………って
……あれ。
「どうかしたのかよ。」
顔がひきつってく私をふしんに思ったのか、有我が私に問いかけてきた。
私はそれを曖昧に答える。
「えっとー……その……どうしても話しかけなくちゃ駄目かな。」
有我は私の言葉に平然と答える。
「おう。話しかけてきな。さっきやってやるよっつたのはどこのどいつだよ。」
……ここの私ですね……