妖精さん!!   第1段階目

「おら、いってこいよ!」
そんな悪寒がはしる私を知ってか知らずか有我は、笑顔で私の背中を勢いよくたたいた。
その笑顔がまぶしい……
「あの……ここからあそこまでだと遠いから追い付けないんじゃない?」
せめてもの抵抗で彼らのいるほうを差し、有我に訴えるもその笑顔はくずれない。
「走れば大丈夫だって!!」
そういって私に白い歯を見せながら頭をかしげる有我は悪気はないらしい。
せめて、私の声色からさっしてくれ。