妖精さん!!   第1段階目

「はぁー。」
自分で思い出しておきながらため息を出しているそんな自分にため息が出る。
「なんだよ朝っぱらからため息なんか出しやがってよお。そんなマイナスオーラ出てるやつに好意の欠片も持たねぇな。」
いや、有我のせいなんだけど。
そう心のなかで突っ込みつつ、まだうす暗い空を見上げる。
中学入って初めてこんなにはやく登校したような気がする。
…朝ごはんも、きちんとたべたし、髪型もきちんとしてもらったし。
「この俺様といっしょに登校してたらプラスオーラしか出ねぇーと思うんだけど。」
……この俺様バカナルシに感謝ということは、絶対しないけど。