妖精さん!!   第1段階目

朝うちに、人が居たのは何年ぶりだろうか。
朝ご飯を作る音が聞こえるのは何年ぶりだろうか。

しばらく無いような気がする。

有我相手に、こんな事を思うのは、確かに馬鹿げていると思うのだが、それでもそう思わずには、いられない。

……

長年そう思える相手がいなかったからかもしれない。

私はそう結論付けて、サンドイッチをまた一口、口に含んだ。