妖精さん!!   第1段階目

「ほら!背筋曲がってる!!ぴしっと伸ばせ、ピシッと。」
有我の声で、想いにふけっていきそうだったところから、いっきに現実に戻された。


……タイミングよすぎ。

そう心の中で思いつつ背を伸ばす。


有我が私の髪をすく音と、時計の針の音がしばらく部屋に響いた。