妖精さん!!   第1段階目

「なんだよその反応。この間抜けズラ!!…まぁ、その反応にも慣れたけどさ、呼び出されるたびにこれじゃあ俺のメンタルもたねぇっての。」
私の表情を見てまたも、ぶつぶつ呟く彼だったが…
…私のほうがぶつぶつと愚痴を言いたい。
「だって願いを叶える手伝いって妖精じゃなくても出来んじゃん。こんな反応もするよ。」
「…じゃあわざわざこんなとこに来たりしねぇーよ。」
有我の声が急に低くなる。
…怒らせちゃったかな。
まぁ今までの罵詈雑言で怒らない方が不思議だけど。

すると、彼は軽い身のこなしで、スクッと立った。
「チェッこんなじゃじゃ馬が今回の俺の担当かよ。ついてねー。」
なんて呟きながら…。
いや、私に聞こえるような声で言いながら。

そして…
一歩下がり立て膝をついた。

…私に向かって。