妖精さん!!   第1段階目

「重いってなんなのよ!さっきから訳わかんないこと言って。」
私は皮肉も込めて、彼の手で支えてもらっていたところを、ほこりをはらうかのように、パンパンと大きな音をたててはらった。
「本当のこと言っただけだろうが。最近ダイエットをはじめたけど、チョコだけは止められないとついつい食べてしまう、ほ、た、る、さ、ん、!」
「なんでそれを!?」
「言ったろ?羽からお前の情報をよんだってな。」
ニッと白い歯を見せて笑うその顔は無邪気な少年のようだったが、言っていることが恐ろしいと思ったのは、私だけか。

「そして、ダイエットを始めたのはあの人をふりかえすために……




「さっきからなんなの?!本当に!!」
堪えきれなくなっておもわず私は叫んでた。

言わないでほしかった。

聞きたくなかった。

…あの人のためにいろんなことをやっているなんて、

私が…

あの人をすきなんて


認めているようなものじゃない。