妖精さん!!   第1段階目

私は怖くなり、椅子から立ち上がり、後ろにあとずさった。
…あとずさったとしても、後ろは机。
すぐに、ガタンと音をたてて、私の行く手をはばんだ。

その時、私は椅子の脚を思いっきり踏んでしまい、バランスを崩して転んだ。

……はずだった。

目の前には、綺麗に整った彼の顔。
腰には、ごつごつとした彼の手が私の体を支えていて…

凄く胸の奥がギュッと締め付けられたようなきがした。

「ったく今回は、とんだじゃじゃ馬だなぁ。危なっかしいっての。あと、
重いから早く立て。」


…一瞬だけ。