俺と真平は仕事が終わり、夕食をとりにファミレスに立ち寄った。

「ああ、腹減った」

真平が椅子に腰掛け、背伸びして言った。

「そう言えば直子がキャンプに行きたいって話し、多分りこから持ちかけたと思う」

「何で?」

「明日から仕事の予定がないから旅行でも行こうかって聞いたら、直子にも聞いてみるって言ってたからな」

真平は黙々とハンバーグを食べながら聞いていた。

「それでどうする?」

「行こうや。どうせ暇だし」

こうして俺達キャンプに行く事にしたのだった。