「あっはっはっはっ!」
豪快な珊汰のおばさんの笑い声。
それに圧倒されて、あたしも珊汰も呆然とおばさんを見つめた。
「ダメだ、笑いが…止まらないっ!」
「つーか、何笑ってんだよ母さん!こっちは本気で言ってんのに!」
業を煮やしたのか、隣に座ってた珊汰がすくっと立ち上がる。
珊汰のおばさんはとても綺麗。
うちのお母さんとはちょっと違う。
気取ってないって言うかサバサバしてるって言うか……。
仕事柄、服装に気を使っているんだろうけど
今目の前で大口を開けて笑う姿は、更に柔らかい印象を受けた。
「だってさ、離れちゃうから結婚、だなんて単純すぎるわよ!」
「な、何だよ!仕方ないだろ!?それしか思い付かなかったんだから!」
「もーそうゆう所、別れた旦那そっくり!」

