*
*
*
放課後
「ねぇ日和、今日生徒会ない??」
「今日はないよ」
「今から悠莉と買い物行くけど行く?」
鈴音が誘ってくれた
「買い物.....」
ふと二人の背後から気配が...
「男性1人ついてきちゃうけどいい?」
その正体は慎司
迎えにきてくれたのだ
「私達は構わないけど...新垣君は大丈夫?」
「別にいいよ」
ニコっと笑う慎司
実は日和にとちって、これが初めて友達との買い物
鈴音と悠莉だけは慎司も認めている
大手会社の親を持つ鈴音と悠莉
新垣家と関わりのある会社
そして、日和の友達だからだ
悠莉の迎えの車に乗って近くの大型ショッピングモールへ
「ねぇこの服どう?」
「...その形が気に入らない」
「...」
日和の服はほとんど慎司好みに決められる
『まぁ決められて変なのじゃないからいいけど...』
日和は思う
「こっちにしろ」
「は~い」
「日和、見てみて~!!この服どう?」
春ニットのモモンガワンピースを着た悠莉が試着室から現れた
「あっ可愛い~似合うよ!」
「本当!?これ買おうかな~」
「止めとけ」
女子の会話をたちきる慎司
「おまえは体型からして、その服は太く見えるしチビが目立つ」
「えっ!!」
「ワンピースならこっちにしろ!とりあえず試着してみろ」
「うん...」
強引に悠莉を試着室に戻す
「すごいね新垣君...」
慎司と悠莉のやり取りを見ていた鈴音
「いつもあんな感じだよ。むしろ優しい方だよ。私の時なんて、心折られるぐらい言ってくるよ....」
「...あんた本当にすごいね」
「?」
「あんな俺様と一緒にいれて、尚且つ手なずけるなんて」
「手なずけるって...子供の頃からの付き合いだしね。高校からとかだったら、絶対無理かも...」
鈴音と服を見ながらしゃべっていると
試着室のカーテンが開く
「このタイプの服着たことないけど、どうかな?」
ふんわりワンピースにスカートにレース付き
「さっきのより似合うかも!」
「やっぱり、悠莉には可愛い系の服似合う」
確かに似合う
「あとベルトはあってもなくてもよさそうだな!帽子はこれか、これで靴はブーツでいいな」
本人お構いなしに、コーディネートしていく慎司
「悠莉、無理だったら無理って言った方がいいよ?」
「ううん、私背が小さいから可愛い系の服は避けてたんだよね。ガキみたいって、言われそうで....男性目線だとやっぱこっちのが良いのかなって思うし...何か自信ついたよ~!ありがと」
「鈴音、おまえはこれ着てみろ」
「えっ私も?」
「慎司??」
「日和はこれ」
「は~い」
何故か慎司プロデュースの試着会になってしまった
*
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放課後
「ねぇ日和、今日生徒会ない??」
「今日はないよ」
「今から悠莉と買い物行くけど行く?」
鈴音が誘ってくれた
「買い物.....」
ふと二人の背後から気配が...
「男性1人ついてきちゃうけどいい?」
その正体は慎司
迎えにきてくれたのだ
「私達は構わないけど...新垣君は大丈夫?」
「別にいいよ」
ニコっと笑う慎司
実は日和にとちって、これが初めて友達との買い物
鈴音と悠莉だけは慎司も認めている
大手会社の親を持つ鈴音と悠莉
新垣家と関わりのある会社
そして、日和の友達だからだ
悠莉の迎えの車に乗って近くの大型ショッピングモールへ
「ねぇこの服どう?」
「...その形が気に入らない」
「...」
日和の服はほとんど慎司好みに決められる
『まぁ決められて変なのじゃないからいいけど...』
日和は思う
「こっちにしろ」
「は~い」
「日和、見てみて~!!この服どう?」
春ニットのモモンガワンピースを着た悠莉が試着室から現れた
「あっ可愛い~似合うよ!」
「本当!?これ買おうかな~」
「止めとけ」
女子の会話をたちきる慎司
「おまえは体型からして、その服は太く見えるしチビが目立つ」
「えっ!!」
「ワンピースならこっちにしろ!とりあえず試着してみろ」
「うん...」
強引に悠莉を試着室に戻す
「すごいね新垣君...」
慎司と悠莉のやり取りを見ていた鈴音
「いつもあんな感じだよ。むしろ優しい方だよ。私の時なんて、心折られるぐらい言ってくるよ....」
「...あんた本当にすごいね」
「?」
「あんな俺様と一緒にいれて、尚且つ手なずけるなんて」
「手なずけるって...子供の頃からの付き合いだしね。高校からとかだったら、絶対無理かも...」
鈴音と服を見ながらしゃべっていると
試着室のカーテンが開く
「このタイプの服着たことないけど、どうかな?」
ふんわりワンピースにスカートにレース付き
「さっきのより似合うかも!」
「やっぱり、悠莉には可愛い系の服似合う」
確かに似合う
「あとベルトはあってもなくてもよさそうだな!帽子はこれか、これで靴はブーツでいいな」
本人お構いなしに、コーディネートしていく慎司
「悠莉、無理だったら無理って言った方がいいよ?」
「ううん、私背が小さいから可愛い系の服は避けてたんだよね。ガキみたいって、言われそうで....男性目線だとやっぱこっちのが良いのかなって思うし...何か自信ついたよ~!ありがと」
「鈴音、おまえはこれ着てみろ」
「えっ私も?」
「慎司??」
「日和はこれ」
「は~い」
何故か慎司プロデュースの試着会になってしまった

