永遠に....

「テストの結果、酷くないか?」

慎司は日和を睨み付けた

「...はい...」

慎司はため息をついた

「あの事件、気になってるんだろ?調べるか??」

慎司は気づいていた

「...いいよ。昔のことわからないし...」

「そうか...」

「ずっと思い出そうとしたの...本当の家族のこと...だけど何も思い出せなかった...」

「無理に思い出そうとしなくていいんじゃないか?」

「昔のこと、一度嘉樹から聞いたんだけど、やっぱり実感なかったかな...」

「そうか」

「あっ、夏休み、どこか行くの?」

「まだ考えてないな」

「パーっと遠いとこ行きたいな~!アメリカとか、イギリスでもいいかな~」

「順位落とした奴が何を言う?」

「ブー」

日和は頬を膨らませた

「そんなことしても、今回は俺が決めるからな」

「は~い」

「とにかく10年前のことは、考えるな」