永遠に....

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玄関前に貼り出された中間テストの結果

日和はボーッと見ていた

1位 新垣 慎司
2位 有田健一
3位 小松田嘉樹
4位 高橋明美
5位 灰原日和

日和は慎司の婚約者と10年前の事件で、勉強に集中出来なかった

「珍しいね~いつもは新垣君の次に名前がのってるのに」

悠莉は不思議がっていた

「これが実力なのかな...」

苦笑いしか出来ない日和

「日和、ちょっと来て‼」

鈴音は日和の腕を掴んで屋上に連れていった

悠莉も後ろからついてきた

「日和は、考えすぎなのよ!」

鈴音は仁王立ちだった

「新垣君の婚約発表からおかしいのは、悠莉も気づいていたよ」

横で首を上下に振る悠莉

「あれは、誤解なんでしょ?私たち新垣君に直接聞いたよ‼」

「あっ...いや...」

慎司以外に説教されたことのない日和は戸惑った

「日和~私たちでよければ、話を聞くよ?」

「悠莉...」

「日和は抱えすぎなのよ!もっと、私たちを頼りなさいよ!」

鈴音は一人で感情が高ぶっていた

「ありがと...確かに、婚約の話はまだ引っかかるけど...」

「日和も新垣君から聞いたんでしょ~?」

「うん...」

主人から聞かされた本当の話をしようか悩む日和

「あっ、二人は藤井家の息子のこと知ってる??」

「もう、話を変えないでよ」

苛立つ鈴音

「嫌...慎司のことよりその子のことがきになって...」

「...」

「...」

鈴音と悠莉は目を合わせた

「日和、浮気!?」

「違う人に目移りしちゃったの!?」

「ちがっ...」

「そんなのバレたらヤバイじゃん!!」

「ダメだよ!新垣君以外は‼」

二人の言葉攻撃は止まらない

「そういう意味じゃなくて!」

日和は大きい声をあげて、二人を黙らせた

「それだけなら、別に気にならないけど...」

日和は先日あったこと、自分が昔の記憶がないことを話した

「その事件...もしかしたら、日和の両親かもって話?」

「うん...」

「その事件の弟が藤井家の息子?」

「って本人は言ってた...けど、何でその話を私にしたのかよくわからなくって...」

「え~不思議すぎる!」

「建築関係は関わりないからな~...」

「私も~」

「何か気になって、勉強にてがつかなかったんだよね...」

「そっか~」

鈴音と悠莉は安心した顔をしていた

「でも、同じ名字だからって、そこまで気にすることないよ。灰原なんて、日本全国に沢山いると思うし...」

「無理に思い出そうとしない方がいいかもしれないしね~。今が幸せならいいと思う!」

「そうだね」

「日和がどうしても気になるなら、私たちもできる限りのことするから!」

「そうだよ‼」

「ありがと」

日和は慎司以外に相談をしたのは始めてだった

「あっ、このことは内緒ね」