「日和行くぞ」
教室のドアからのお迎え
「どこ行くの?」
「...ちょっと」
「?」
慎司と廊下を歩いてると
「新垣先輩さようなら」
可愛い声がする
「あぁ...」
「キャー話しちゃった」
恥ずかしそうに去っていく後輩たち
「モテますね」
「興味ない」
冷たい返事
慎司はあまり人に興味を示さない
特に女性には...
みんなから聞く慎司は
カッコいい
頭がいい
運動神経抜群
優しい
頼りになる
何事にも冷静に対応できてカッコいい
などなど
誰に聞いても完璧人間
日和から見ても完璧な人間
だけど、人に対しては信じないし、冷めてる
八方美人
この言葉がよく似合う人間
「日和、帰るのか??」
下駄箱で私を呼んだ彼は小松田嘉樹(コマツダヨシキ)
「たまには、一緒に帰ろうや~」
陽気でクラスのムードメーカーでもある嘉樹は日和を好いている
「ごめん...帰るのは...」
いろいろな人のあしらい方にはなれてるつもりだった日和、どうも嘉樹をあしらうのが苦手
「そんなこと言わんでも...自分の好きにしないと~」
困ってると後ろから変な殺気が...
「お前も懲りない奴だな」
「あっ?恋愛は自由だろ??お前も日和にばっかついてないで、他の奴のところに行けよ。いい加減日和を自由にさせてやれよ」
『あっキレる...』
一瞬で日和はわかった
「あっ、一緒に帰るのは絶対無理だから...じゃあね」
日和は慎司の腕を力ずくで引っ張った
「冷たいな~」
全く懲りてない様子の嘉樹
教室のドアからのお迎え
「どこ行くの?」
「...ちょっと」
「?」
慎司と廊下を歩いてると
「新垣先輩さようなら」
可愛い声がする
「あぁ...」
「キャー話しちゃった」
恥ずかしそうに去っていく後輩たち
「モテますね」
「興味ない」
冷たい返事
慎司はあまり人に興味を示さない
特に女性には...
みんなから聞く慎司は
カッコいい
頭がいい
運動神経抜群
優しい
頼りになる
何事にも冷静に対応できてカッコいい
などなど
誰に聞いても完璧人間
日和から見ても完璧な人間
だけど、人に対しては信じないし、冷めてる
八方美人
この言葉がよく似合う人間
「日和、帰るのか??」
下駄箱で私を呼んだ彼は小松田嘉樹(コマツダヨシキ)
「たまには、一緒に帰ろうや~」
陽気でクラスのムードメーカーでもある嘉樹は日和を好いている
「ごめん...帰るのは...」
いろいろな人のあしらい方にはなれてるつもりだった日和、どうも嘉樹をあしらうのが苦手
「そんなこと言わんでも...自分の好きにしないと~」
困ってると後ろから変な殺気が...
「お前も懲りない奴だな」
「あっ?恋愛は自由だろ??お前も日和にばっかついてないで、他の奴のところに行けよ。いい加減日和を自由にさせてやれよ」
『あっキレる...』
一瞬で日和はわかった
「あっ、一緒に帰るのは絶対無理だから...じゃあね」
日和は慎司の腕を力ずくで引っ張った
「冷たいな~」
全く懲りてない様子の嘉樹

