放課後は、部活でバドミントンに打ち込んでました。

今まで中学の部活はバレー部で女子だけで、小学校のスポ小のバドミントンも、女子ばかりで。
中学で所属していた地域のバドミントンのチームは、男子もいたけど、コーチのコート分けで一緒になる事はあまり無かったので、男子と一緒に練習することに慣れてなくて、気付かない内にストレスが溜まっていました。
おまけに、他の女子部員ともうまく関係を築けなくて、ストレスが溜まりまくっていました。

2年の女子の先輩2人は、優しすぎるぐらい優しい先輩。
同じ1年生のナツは、ワガママで自由、そして、今まであったことないタイプ。
自分の事を「オレ」って言うし。
女の子でしょ!??って、心の中で突っ込みまくっていた。
また、部活の先輩は優しくて、ワガママも敬語じゃないのも「ナツだから仕方ない」と許していました。
上下関係の厳しい部活で育った私にとっては、全く理解できない世界でむちゃくちゃイライラしていました。
ナツと友美は、同じアーティストが好きで意気投合。
部活がとても苦手な場所になっていきました。

そう、早くも華の高校生活に暗雲が立ち込めたのです。