目の前に映る、ナニかもやもやしたものが ───僕の真似をする そいつは一秒も遅れを取らないで。 少し気味悪くて、正直怖くて、 ゆっくり手を伸ばす。 ───同時に触れ合う 手応えは無くて、僕等は触れ合うだけ そこで僕はやっと ソレが自分の影だと気づいた