赤く沈む夕日に,赤く染まる景色を背景にする帰り道で突然

"明日も晴れるね"とにこやかに笑う顔とあなたのキレイな瞳。

同じ空を同じ景色を一緒に見上げるのは,「これが最後だ」なんてあなたに言えないまま私が好きな笑顔でほほえみ返して...手を握りしめた。

互いに握り合ったその手のひらの温もりは痛いくらいに...これ以上ないくらい愛おしくて...そして安心しちゃう

また明日...という日を,そしてあなたを"抱きしめる約束"さえも,私には出来ない。
なら,出来ないなら...今はただ限りない愛で少しでもいいからあなたを包みたい。

「さよなら」も言えずに,あなたが私の名前を呼ぶ声にさえ,私は答えられないけど...
どんなに,お互いが遠く離れても,私はあなたのことを愛し続けるから。