暗い暗い森の中。

私はただ1人さまよっていた。


「誰かーいませんかー?」

声をあげても誰も返事をくれない。

歩き疲れた私の目に一軒の小屋が目に入った。

よし。休ませてもらおう。


トントントン

3回の規則正しいノック。

ギィーと壊れそうな音を立ててゆっくりと扉が開いた。

私を迎え入れてくれたのは