ようやく、ハンドボールの醍醐味であるシュート練習。
俺はこの練習がしたくてしたくて、待ちに待っていた。
シュートを決める明先輩の姿は、いつもより3割マシにかっこよく俺の目に映った。
ボールをキャッチし、空高く飛び、ゴールに向かって力強くシュートを打つ。
決まった時の爽快感は、決めれた者にしか分からないのだろう。
俺も試しに打ってみる。
すとん。
ボールが地に落ちる。
あれ?思ったようにボールが飛ばない。
おまけにステップも踏めないし飛べない。
どうしてだ?
自分はもっと出来る気でいたのに。
とても、情けなかった。
「なーに、大丈夫大丈夫!」
明先輩が俺の肩を叩きながら話しかけてきた。
「俺まじ下手っす…」
自信喪失、戦意喪失って感じだった。
「まーこれからだ!お前ハンド初心者なんだろ?大丈夫だ、筋いいからうまくなるよ!」
先輩の励ましの言葉に少しだけ勇気ずけられた。
練習が終わる頃には、時計は既に午後の1時を過ぎていた。
太陽がカンカンと照りつける。
カラカラの喉を、水道水は潤してくれていた。
俺はこの練習がしたくてしたくて、待ちに待っていた。
シュートを決める明先輩の姿は、いつもより3割マシにかっこよく俺の目に映った。
ボールをキャッチし、空高く飛び、ゴールに向かって力強くシュートを打つ。
決まった時の爽快感は、決めれた者にしか分からないのだろう。
俺も試しに打ってみる。
すとん。
ボールが地に落ちる。
あれ?思ったようにボールが飛ばない。
おまけにステップも踏めないし飛べない。
どうしてだ?
自分はもっと出来る気でいたのに。
とても、情けなかった。
「なーに、大丈夫大丈夫!」
明先輩が俺の肩を叩きながら話しかけてきた。
「俺まじ下手っす…」
自信喪失、戦意喪失って感じだった。
「まーこれからだ!お前ハンド初心者なんだろ?大丈夫だ、筋いいからうまくなるよ!」
先輩の励ましの言葉に少しだけ勇気ずけられた。
練習が終わる頃には、時計は既に午後の1時を過ぎていた。
太陽がカンカンと照りつける。
カラカラの喉を、水道水は潤してくれていた。
