部活は平日の放課後2時間と、土曜日の朝9時から3時間。
みっちり練習が行われる。
基本ハンドボールは体育館で行うものだが、体育館はバレーやらバスケやら他の部活でいっぱいだ。仕方なく外の使ってないコートで練習している。
俺はこのハンドボールというスポーツを嘗めていた。ボールを回してシュートができればそれでいいと思っていた。だが、甘かった。
まずは基礎練習からスタート。
走り込み、フットワーク、長距離。
陸上部に劣らないくらい走る。
体力には自信があったが、ここまでとなると全然ついていけない。
「蓮はもーへばってんのかー?」
そう笑いながら明先輩が俺に言ってきた。
「先輩きついっす…」
はぁはぁ息をあげながら言う。
夏の熱い太陽がジリジリと肌を焦がす。
暑さが体力と気力を奪っていく。
「後もう少しで休憩だから、頑張れよ!」
そう明先輩は言うと自分の位置に戻った。
休憩に入った頃には時計は既に午前10時30分を回っていた。
俺はこの先が思いやられると同時に、ハンドボールのきつさに思考が働かなかった。
みっちり練習が行われる。
基本ハンドボールは体育館で行うものだが、体育館はバレーやらバスケやら他の部活でいっぱいだ。仕方なく外の使ってないコートで練習している。
俺はこのハンドボールというスポーツを嘗めていた。ボールを回してシュートができればそれでいいと思っていた。だが、甘かった。
まずは基礎練習からスタート。
走り込み、フットワーク、長距離。
陸上部に劣らないくらい走る。
体力には自信があったが、ここまでとなると全然ついていけない。
「蓮はもーへばってんのかー?」
そう笑いながら明先輩が俺に言ってきた。
「先輩きついっす…」
はぁはぁ息をあげながら言う。
夏の熱い太陽がジリジリと肌を焦がす。
暑さが体力と気力を奪っていく。
「後もう少しで休憩だから、頑張れよ!」
そう明先輩は言うと自分の位置に戻った。
休憩に入った頃には時計は既に午前10時30分を回っていた。
俺はこの先が思いやられると同時に、ハンドボールのきつさに思考が働かなかった。
