あれから3ヶ月────。
私は例の高校に合格していた。
そして、今日はその入学式。
教室に着くと、すでに皆は来ていて、
私は話す人なんていないって思いながら席に着いたら
「おーっはよ!
私は清水 絵里(しみず えり)!あなたは〜?」
「あ、瀬戸 佳奈(せと かんな)です。」
「佳奈ちゃんね!よろしく!」
「あ、うん、よろしくね〜」
「ところで1人?」
なんか、ずいぶん明るくて元気な子に声をかけられてしまった。
ストレートなポニーテールが余計にそれを感じさせる。
「うん、1人だよ、、」
「そっかぁ!じゃあこれからよろしく!
私もこのクラス知ってる人いなくてさ!」
「あぁ、そうなんだぁ〜」
なんか急すぎて、少し戸惑ったけど、
ちゃんと笑えてるかなぁ、、、ちょっと心配。
「あ、先生来ちゃったね〜
じゃあまた後でね!
って言っても前の席だけど〜w」
あ、絵里ちゃん私の前の席なんだぁ
よかった~近くに友達ができて~。
少し安心!
そういえば、、、
あの人いるかな───。