優矢が目を覚ますまでずっとそばに居た。

目を覚ましたら夕方になっていた。

練習はとっくに終わっていた・・。

監督は目を覚ましたコトに気づくと「お前は頑張り過ぎだッ少しは休めッ」

と一言、言って帰っていった。

「ゴメン、真樹。目覚めるまでずっと看病してくれてた?気使わせてゴメンなッ」

そう優矢が言った。

「どっちが気使わせてんの。ウチのせいでほとんど寝てなかったでしょッ倒れるぐらいまで無理しないでよッ体のほうが心配だよッ!もうバカッ」

泣きそうな声で怒った。


「ゴメン、本当にゴメン。逆に心配かけたなッ。ゴメンなッ」


私の頭を撫でてそういった。

「もぉ無理にしないでねッ大会までは連絡をひかえるッ我慢するッ」

私は優矢の手を強く握ってそういった・・。


「うんわかった。」

優矢は手を強く握り返してそういった。

久しぶりに2人で一緒に帰った・・。


二人は本当に幸せだった・・。

毎日充実過ぎた・・・・