帰りに優矢たちが走ってきて「真樹、一緒に帰ろうぜッ」っと優矢が肩をポンっと叩いた。

私はビックリして、ビクッとした。

そうすると優矢は「何ビックリしてんだよッ早く帰ろうぜッ」っと無邪気に笑ってそう言った。

４人で花火大会の話しをしていた。そうすると

優矢が口を開いた。

「なんかぁー横井友香って同じクラスのヤツに祭り誘われちゃった。」

私は心にグサっと突き刺さった。

４人の空気は重く静まり返った・・。

そんな空気をかえようと光希が優矢にからかってこう言った。

「優矢は横井友香どう思ってんのぉーもしかしてッ」

「俺は横井のコトイイヤツって思ってるよ。性格もいいし、でも好きじゃないな。」って優矢は言った。

光希は「恋しちゃってんじゃねーぞぉ（笑）」とじゃれあっていた。

私はその言葉に涙が出そうになった・・・
涙がこぼれそうになった私は「用事があるから先帰るねッ」っと笑顔で言った。
それを見た由美は追いかけようとしてくれたが足を止めた。