ずっと好きでした・・・

私たちが連れられたのは、病室とか、集中治療室とかじゃなくて

死んだ人がいる部屋に連れられた・・・。

その部屋のドアを開けたら白い布をかぶった、優矢が居た・・。

何でここにいるの?・・・・。

優矢の家族はそれを見て、泣き叫んだ・・・。

私は近くに寄って、白い布を取った・・。

そして優矢に話しかけた・・。

「なんでこんなトコにいるの?早く帰ろうよッ寒いでしょッお腹すいたでしょッ
だから早く帰ろうよッ・・。」

でもやっぱり質問には答えてくれない・・。

「ねぇ・・。何か言ってよ。喋ってよッ、手繋いでよ、抱きしめてよッ、

キスしてよッ、夢叶えるんでしょ、将来プロサーファーになってウチと結婚して

幸せな家庭つくるんでしょッ・・・・。お願いだから目開けてよ・・。」

私は泣いた・・。泣き叫んだ・・・。優矢、優矢って何度も叫んだッ・・・。