興味を持つなら読書ぐらい。


趣味は読書だし…。



あまり、興味ってモノは私にはないんだよね。



無関心?なのか自分でさえもわからないってトンだ馬鹿だな…自分って。













中庭にやって来ると実砂が先にお弁当箱を広げて食べていた。

ちょっと…先に食べるなんて。

あっでもあの、実砂が待つわけないか…。




「実砂待った?」




「うん、待ったあ」




「ごめんね。」




「気にしないよっ」




ふわふわしてて可愛いな相変わらず。

腰まである髪を高く結いポニーテール状態にして先をクルンッてなってて可愛い本当に可愛い。




こんな可愛い友達を持てたのか私だなんて実砂に悪いことをしてしまった。


あの時を思い出すよ。


私は中学の頃、ガキ大将並みの悪ガキでついノリで可愛い実砂に声をかけてしまった。


今じゃ恥ずかしいような…ないような。



まっ今じゃ落ち着いて地味に成り果てた私。