「結麻先輩?」

「結麻先輩ってば!」

「何か用?」

明らかにめんどくさそうに。
でも笑顔は忘れない

「キャァァ//////」
「今、結麻先輩が笑った」
「絶対私の方見た!」
「いや、私だって!」


はい。始まった。王子さまtime

誰が名付けたのかは知らないが

俺は、この春宮高校の王子と呼ばれている

成績優秀、頭脳明晰、容姿端麗

ゆるふわ茶髪に人懐っこい笑顔

優しい話し方

それはまさに王子そのもの。

それをすべて兼ね備えたのが





この俺らしい。