青空の下で

まだ夏の初めごろだっていうのに、太陽はだるくなるくらいに照っている。




一応、防寒のために羽織ってきたカーディガンを脱ぐ。


こんなに暑くて大丈夫なのかな。






選手たちは汗をかいているみたいで、光が反射している。






そのせいで、ただでさえキラキラしてるのに、さらにキラキラ輝いて・・・。

そのうち、直視できなくなりそうだな、なんて思う。












残り20分になったところで、展開は変わった。










「きゃああ!!倉科くんがんばれー!!」


「ちょっ、あの11番すごくない?! 負けるなー!!」





こっち側のチームが、ゴール付近まで近づいた。



シュートできそうなのは、龍含め、2人。





そしてボールを持っていた人は、龍にパスした。








「龍ー!!がんばれー!!!」




あたしはたまらず、叫ぶ。


























____ガンッ


























龍の蹴ったボールは、惜しくもポールに当たってしまった。