青空の下で

うん・・・やっぱり面白い!!

借りて良かった・・・!!




「あ、本ありがとな。難しいことばっか書いてあって全然頭に入ってこなかったわ。」


「どういたしまして。あんたの頭脳だったら余裕で理解できるでしょーに・・・。」




また肩をつつかれて、本を突き出される。





・・・後ろの、由香の頬が膨れているのは気のせい?


ううん、やきもち妬いてるのか。





「龍、あたし用事あるから。じゃあね。」



「え・・・?あ、おう。」



・・・驚いてる。


そりゃそうだよね、いつもこんな素っ気無く別れたりしないもん。




これから龍も、こうやってそっけなく突き放すのかな?

ううん、むしろきごん悪くして、もう話しかけてくれない?




・・・やだよ、そんなの。








「琴奈、ごめんね・・・私、すぐ妬いちゃって。
  琴奈は私を応援してくれてるって分かってるのに・・。」






けど、自分の都合なんて気にしてられない。





言い聞かせるように、心の中で繰返す。















___由香のためだ____