青空の下で

「そうだ!観た!?龍くんのスーパープレイ!!」



___ドキッ






由香の口から、龍の名前が発せられただけで胸が高鳴る。




「・・・うん、ちょうど観れたよ。」


「ほんとっ!?すごかったよねー・・・かっこよすぎるよ・・・!」



どうやら、惚れ直しちゃったみたい。



顔がすごく幸せそうだもん。

「試合、観てみたくなったよね!相手も龍も本気のさ。」



なんとか合わせてるつもりだけど・・・ごまかせてるのかな?これで。






この気持ちは、由香のために黙っておくべきものだから。

バレちゃだめ、言っちゃだめ。



今ならきっと消すことできる。






「うん!今度龍くんが所属してるチームの試合、観に行ってみようかなー・・・
  いつかはあるよね!?」


もう何年もの付き合いだし、気づかれちゃうかも・・・って心配だったけど、話に夢中でそんなことはなかったみたいだ。




良かった・・・。