青空の下で

「ちょっと森さん!!龍くんとどういう関係ー!?」

「出たぞ、倉科vs森!!
6年のころの名物だったよなー」



一瞬静まったと思ったのに、急に騒ぎ出すクラスのみんな。




あちゃー・・・女子の妬みが怖いから、中学校ではやらないどこうって思ってたのに・・・






「こーとーな・・・予想以上に仲良いじゃんかっ!!
羨ましい・・・・・・」

「そんなことないって・・・ずっと同じクラスならあういう風になるもんだよ?」


「え、無理無理! あんなに言い争えるなんて・・・」







本気で龍のことが好きな由香に悪いことしちゃったかも。

これでクール王子っていう冠は壊れたし、仲良い女子がいるっていい気はしないよね・・・









「おーい、何騒いでんだ?
朝読書始めろー」




そこに担任が入ってきた。


そのおかげでなんとか、この場から脱出成功・・・!





朝借りたばかりの本を読み始める。


ミステリーはあまり読まないんだけど、面白いって評判のいい本。




どきどきしながら、表紙をめくる。


朝読書は10分しかないけど、じっくり読んでいこう。