「楓も柊も蘭もお前のこと気に入ってるし...
大和は別として、どうせ媚売ったんだろ?
姫という地位がほしいんだろ?」
突然何を言い出すのかと思いきやそんなことか。
たぶん海人はここ数日間ずっと今言ったことを思っていたんだろう。
ここで二人きりになったことでそれが爆発したのかな...?
海人のその目は怒り、悲しみ、恐怖で染まっていた。
なぜ海人はこういう風になってしまったのか知らないけど。
でも私は...
「媚なんて売った覚えないし、私はここに来るのを嫌がった。
姫になんてなりたくもないし、気に入られたくもない。
ましてや貴方達と仲良くしろなんてまっぴらごめんよ。
勝手なことを言わないで」
今の質問に対して思ったことをすべてぶつけた。
