「今日なんで倉庫にいたんだよ?」
そういえば大和は知らなかったよね。
「この前あの海でボーッとしてたら楓と会ったの。
それからよく話すようになって、そしたら姫になれとか言われて最初は断ってたんだけど、今日会ったらまた言われてそのまま強制連行ってわけ」
大和はふ〜ん、と返事をして。
「大変だったなー」
それだけ言った。
「私は姫になんかなりたくないし。
ましてや、そんな数日しか会ったことない人に馴れ馴れしく接せられても困る」
「ははっ。愛結らしいな。
でもあそこにいる奴らはそこまで嫌な奴らではないぞ」
