あの場所で。



バタンとドアを閉めた途端に。



「お前ちょっと服脱げ」


は?



「何言って...「いいから。別にやましいことはしない」



その目はいつもと違ってすごく真剣だったから、私は着ていたパーカーとTシャツを脱いだ。



─またやられたって気づいたのかな。



大和は私が母親から暴力を受けてるって知ってるから。



別にアザを見られてもどうも思わない。



「やっぱりな」



またやられたんだろ?、と聞いてきた。



「昨日にね」



「急にごめんな。服着ていいぞ」



「大丈夫だよ。


よく暴力受けたって気づいたね。


なんかありがとう」