あの場所で。



家につくとまず防音の部屋へと連れて行かれる。


そして...



「なに勝手にどっか行ってるのよ!!


学校に行ってもいないし、組の何人か連れて探しまわったわよ!!」



アイツの愚痴を聞きながら腹や足、体中を殴られたり蹴られたりする。


ストレス発散のためだけに私を探したのか...


─意識が遠のく中。



「アンタが産まれてきたから...!


アンタさえいなければよかったのよ!」



聞き慣れた言葉が聞こえてくる。


─なら殺せばいいじゃない。


その手で、私を殺せばいいじゃない。