あの場所で。



バイクを走らせること約30分。


その店は繁華街から少し離れていて、結構評判のいい店だった。



「私ここ噂で聞いたことある」



「ここらじゃ結構有名だもんな」



少しおしゃれなドアを開けて、中にはいると。



「結構並んでるよ?」



「大丈夫だ」



私の問いにも問題ない、というような感じで返してきて。



「要(Kaname)〜いるか?」



「おっ!楓久しぶりだな」



要というのはここの店長さんらしい。



「おう。

席あいてるか?」



「お前がいつも使ってるところならあいてるぞ」



「じゃ、そこいくわ」



手を引かれて奥にある個室まで連れて行かれた。