あの場所で。



「───ついたー!」



「愛結ちゃん!遅いよ〜!

僕らずっと待ってたんだよー?」



「ごめん蘭……!」



海につくと私と楓以外全員揃っていて、大和には長い長いため息をつかれて、海人には「バカじゃねぇの」と頭を突かれた。



「ほんとごめんね」



そう言って顔を上げれば、みんなが優しく微笑んでくれて思わず涙が溢れそうになった。



「おい、愛結」



「ん?」



「そこに着替えるとこあっから、着替えてこい」



「うん、わかった」



大きい荷物を持つと、更衣室に向かった。